食品メーカー視点で食品工場建設を提案します
食品メーカーの生産現場では、安全・安心を確保するために異物やアレルゲン、菌などによる汚染を防止しなければなりません。また、24時間生産のラインでは、設備の耐久性やメンテナンス性の高さが求められます。
当社は食品メーカーのグループ企業として、数多くの食品生産設備に係わるともに、グループの生産技術研究所と共同で、新技術開発のための実証プロジェクトを実施しております。また、グループ以外の食品工場建設の豊富な実績から、製造や設備に関する多くのノウハウを蓄積しております。
食品メーカー視点・工場運用視点で食品工場建設を提案できる点が、日清エンジニアリングの強みです。
当社の特徴
一貫した設計思想により、食品工場としての機能を最大限に発揮させることが当社の特徴です。恒久的な要素となる建築・建築設備、フレキシブルな対応を求められる生産設備、製品品質に大きく影響を及ぼす運用。時として相反する3つの要素ですが、それぞれの視点から一貫した設計思想でアプローチすることが肝要です。
当社は培った経験とノウハウを活用し、3つの要素をバランスよく、かつ効率的に機能する工場をご提案をします。
当社が作る最適な工場
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製造・運用
食品メーカーをグループに持つため、工場の運用を熟知しています。
工場運用視点で、確かな品質の製品を安定生産できる、使いやすい工場づくりをご提案します。
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建築・建築設備
FSSC22000、AIBといった規格や監査システムを運用視点から理解しています。建築・建築設備に反映し、生産設備と適切に連携した工場をご提案します。
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生産設備
多数のエンジニアが所属しており、生産機器の特性、食品機器に求められる要件を熟知しております。運用を見据えた設計により、工場としての機能を最大限に発揮させます。
食品工場建設のポイント
食品工場建設での重要なポイントのひとつは、動線計画とゾーニング計画です。
お客様へのヒアリング・現地調査などを通じて、製造工程・ものの流れを分析し、製造ラインを計画します。それに基づき、動線計画とゾーニング計画を行うことで、最適なレイアウトを実現します。
動線計画・ゾーニング計画が実現すること
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生産性の向上
- 整理された製造工程
- 作業のシンプル
- 最適化された動線
- エネルギーの有効活用
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品質管理の向上
- 適切な製品品質管理ができる工場
- 交差・二次汚染の防止
- 原料、製品トレースなどのロット管理
- 衛生管理レベルの向上
動線計画
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従業員の動線、原料・製品の動線、容器の動線など、各種動線を検討することで、製品の品質に影響を及ぼすリスクを最小限にします。
また、動線の最適化(シンプル化、ワンウェイ化、最短化など)により、交差汚染や二次汚染などのリスクを低減し、生産性を考慮したレイアウト計画をたてます。
ゾーニング計画
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取扱物・製造工程などから最適な管理レベルを検討し、清浄度やドライ/ウェット区分など、その効果を最大限に発揮するゾーニングを計画します。また、空調エネルギーの低減化などもあわせて検討します。
さらには、動線計画と一緒に機能させることで、交差汚染や二次汚染などのリスクも低減します。
工程・運用分析による生産性の改善事例
製造工程を食品メーカー視点で分析し、さらにエンジニアリング視点で運用を分析すると、真の課題を的確に掴むことができます。
マトコン・コンテナ(IBC)システムを採用した少量多品種生産ラインの導入事例では、設備稼働率の改善、洗浄時間の短縮などを実現しています。
マトコン・コンテナ(IBC)システムにより解決した課題
- 少量多品種製品のための最適なシステムを構築
- 設備稼働率の向上
- アレルゲン成分をより簡便に取り扱うことが可能に
- 低階層の建屋に導入、建築コストの低減に貢献
マトコンシステム導入の効果(例)
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