粉体の取り扱いに困っている
粉体プラントは、固体・液体・気体の特性をすべて持ち合わせる粉体を取り扱うため、ハンドリングがたいへん難しく、さまざまな経験とノウハウを必要とします。
特に、発塵対策などの作業環境にかかわる課題、コンタミ防止や計量精度の確保という品質にかかわる課題にお困りのお客様は少なくありません。その解決方法は、設備や機器の条件と粉体の挙動を的確に把握し、そのプラントにあった適切な解決策を立てる必要があります。
日清エンジニアリングでは、食品粉体をはじめ、非食品粉体のハンドリング実績も多く持ち、その経験とノウハウを活用した解決策をお客様に提供いたします。
粉体の特徴
物質には、気体・液体・固体の3つの状態がありますが、それぞれ一定の条件下であれば状態は変わりません。しかし、粉体となると、ある時には気体のようにふわふわ舞い、またある時は液体のように止め処なく流れ、かと思えば固体のように動かなくなってしまいます。
『粉は魔物』と言われるように、多様な振る舞いを見せ、取扱いがとても難しいため、経験とノウハウが必要です。
粉体を取り扱う工場で考えるべきことは?
発塵対策
食品工場において、粉塵が飛散し、粉体が堆積している状況は異物混入・害虫発生・粉塵爆発等の原因となるだけではなく作業員の衛生意識の低下につながります。発塵対策をしっかりとすることで、衛生的な食品工場を実現し、品質管理をより効果的なものにすることが出来ます。
ホッパー部の発塵対策
課題点
粉漏れ対策
易清掃性の確保
二次飛散対策
解決のポイントは?
適切な集塵を計画
封じ込め対策を実施
易清掃性を確保
計量精度
計量は製品の品質に直結する大変重要な工程です。計量精度の確保が品質だけではなく、製造工程全体にも影響をおよぼすこともあります。例えば、排出性や流動性の悪いハンドリングの難しい粉体を微量計量するには、計量システムを総合的に検討する必要があります。
スクリューフィーダ
課題点
計量精度がでない
計量精度がばらつく
計量に時間がかかる
解決のポイントは?
計量機器の選定
前工程を含むシステム全体の検討
ノウハウ・実績の活用
コンタミ防止
粉体設備では、コンタミネーションを防止するためにさまざまな工夫が必要です。ハード的な要素に加え、コンタミを考慮した生産計画を立てるなどソフト的な要素も検討が必要がケースがあります。実際のラインにおける運用をいかに反映して設計するかがポイントとなります。
ブース化による封じ込め
課題点
品種切替が多い
清掃に時間がかかる
アレルゲン物質の取扱に困る
解決のポイントは?
運用を考慮したライン計画
食品工場に適した機器設備仕様
運用と機器設備のマッチング
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