Food Plant Innovation
~食品工場革新~
食品工場建設に求められること
~食品製造メーカー視点からの食品工場建設を提案~
食品製造メーカーの生産現場では、安心・安全を確保するために異物、アレルゲン、菌などによる汚染を防止しなければなりません。また、24時間体制で生産が続くラインでは、設備の耐久性やメンテナンス性が重要です。
当社は食品製造メーカーのグループ企業として、数多くの食品生産設備に係わるとともにグループ以外の工場建設の実績から製造や設備に関する多くのノウハウを蓄積してきました。その強みは食品製造メーカー視点からの食品工場を提案できることです。
省エネ空調 ~多くのエネルギーを使う空調~
煮炊きや冷蔵・冷凍のある食品工場では、室温を確保するための空調に多くのエネルギーを使います。私たちは室内全体を設定温度に保つ従来の「混合空調方式」(下図)や交換や洗浄が必要な「ソックダクト」と呼ばれる空調方式を見直しています。
そのために実証設備を作り、食品工場の製造室環境を再現してデータを収集、解析し、より効率の良い空調を提案いたします。
省エネ照明 ~普及するLED~
LED照明は省エネ照明として普及が急速に進み、イニシャルコストもさらに低下していくと思われますが、現状では電気代や交換費用などを総合的に検討していく必要があります。また、照明と虫の侵入には大きな関係があります。
私たちは虫の侵入を防ぐにはどのような照明が有効かを検証し、防虫効果と省エネ効果を最大限に活かすような照明の配置を提案いたします。
サニタリー性 ~衛生的な環境を実現する~
洗浄時の課題として挙げられる洗浄ムラ、殺菌ムラ、さらにはスポンジやブラシなどの異物混入を防止するにはどのような方法が最適なのか、実際の洗浄テストに基づいて提案いたします。
また、防カビ剤は全てのカビに対して有効とは限りません。私たちはこれらについても検証を進めています。
メンテナンス ~製造をストップさせない~
私たちが特に重要視するのは、「365日24時間の製造をストップさせないためには」ということです。たとえば、定期的に行われる給気フィルターの交換、機器配置変更に伴うユーティリティ配管の改造など、可能な限り工場を止めないで行うことができる方法を検討し、設計に反映させています。
日清エンジニアリングは、その他にも高効率な生産方式の検討やトレーサビリティを含めた生産管理システムの開発など、お客様とともに工場運用者の視点に立って、食品工場建設プロジェクトを進めております。
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