私たちの想い
制御システムと生産管理システムを駆使して、
お客様に最適なシステムを提案する。
電機計装部 部長
川端克佳
お客様の目線で時代に適応した制御/生産管理システムを提案し、高い品質で提供したいと思っています。
電気・制御から生産管理システムまでを担当する電機計装部
日清エンジニアリング株式会社にはプラントエンジニアリング、機器製作販売、粉体加工・受託加工という3つの事業があります。電機計装部は主にプラント建設事業の一翼を担っています。お客様のニーズを実現するために、各々のプラント設備に適合した電気・制御、生産管理システムを構築する部門です。
このような位置づけの中で、電機計装部の役割は大きく分けて2つの側面があります。1つは、プラント建設の中で、電気・制御システムを設計・施工し、各々の条件、制約の中でプラントを目的通り稼動させることです。プラント設計をする上で、複数の機械を連携して動作させる「制御システム」は、生産効率の向上や安定操業を確保するために必要不可欠なものとなっています。
もう1つは、生産の中で必要な「生産管理システム」を構築することです。例えば原材料の在庫管理、製造工程管理、トレーサビリティを行おうとすると生産管理システムが必要となります。最近益々高度化してきたICT、IOT、RFID技術を活用して、お客様に最適なシステムをご提案し、物の流れと情報の流れをリンクさせたプラントを建設するトータルエンジニアリングを行うことで、より良い生産システムを提供したいと思います。
トレーサビリティに注目して、生産管理システムを提供
食品業界ではトレーサビリティの重要性が高まってきています。このような情勢を受け、平成16年12月からは、牛肉のトレーサビリティ法が、平成22年10月からは米のトレーサビリティ法がそれぞれ施行されました。これらのトレーサビリティはいわゆるサプライチェーントレーサビリティで、産地から消費者に渡るまで、固体識別情報や産地情報を提供することを通じて、消費者の監視の下に置き、「安心・安全」な食品の流通の確保を目的にしています。
しかしながら一般の食品では、消費者に渡る前に食品加工メーカーによって2次加工、3次加工が行われることが一般的になっています。加工食品は、様々な原料を使い、製造過程も複雑で牛肉や米のようにはいきません。そのような加工食品などで、サプライチェーントレーサビリティを実現するためにはどうしたらいいのでしょうか。
その1つが、それぞれの企業内で行われる原料や製品、中間製品の流れの把握は、それぞれの企業が担当するという考え方です。上流である原材料メーカーや、下流である消費者/小売店から問い合わせがあったときにそれぞれのパートを答えて、リレーのように情報をつなげていきます。One Step Forward/One Step Backと呼ばれています。
電機計装部はこうしたコンセプトに合わせ、トレーサビリティシステムを工程管理システムと連携させ、お客様の使い勝手に合う生産管理システムを提供します。
豊富な経験、最新技術を融合させ「より良い工場作り」に貢献する
当社では、単に製品が出来れば良いといった考えでプラント設計を行うことはありません。お客様のご要望を盛り込みながら、工場全体の生産性を向上させる、安心・安全を確保するなど、お客様にとってあるべき姿を提案し工場を作り上げていきます。
電機計装部は制御システムや生産管理システムを構築していますが、「何がお客様にとって最適なのか」を常に考えながら仕事に取組み、より良い工場作りをシステムの側面でサポートして行きたいと考えています。我々には、これまで経験したさまざまな業界のプラント建設のノウハウがあります。これと最新の技術を組み合わせ、常にお客様に良い提案が出来るよう部員が向上心を持ち、総力を上げて行きたいと思います。
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