私たちの想い

“技術屋”ならではの強みを活かし、頼れるお客様窓口に。

営業部長 赤坂高幸

営業部長

赤坂高幸

食品・非食品分野のエンジニアリングを数多く経験し、営業部発足時より在籍。実績と技術力を備えたエンジニアリング力を多くのお客様に提供できるよう積極的に営業をする。

専門性に特化した「個」から「組織」の営業へ

当社のプラントエンジニアリング事業は、設立以来、穀物や製パン、製菓などの業界を主軸としながら弁当・惣菜工場や食品添加物工場などの食品工場を数多く手掛けてきました。
また、粉体ハンドリングをコアテクノロジーとして、医薬品、化成品、トイレタリ、電子部品といった幅広い分野の工場建設へと実績を拡げてきました。
今までの工場建設のスタイルはお客様から引き合いをいただいてからプラントの企画、設計、施工、実際に運用を開始した後のメンテナンスまで個々の担当者が一貫して対応する業務スタイルをとってきました。これにはお客様の細かな要望を熟知し、厚い信頼関係を築いてこられたという大きなメリットもありましたが、一方でより多くの情報や選択肢をお客様に提供し、業務のスピードと機動性を高めていくことを個々の担当者に頼るのは限界があると感じました。組織として連携することでより良質なサービスを提供できるように2012年6月に大幅な組織改変を実施し、これを機に営業部が新設されました。
新たに配属された営業部員は、プラント建設に携わってきたエンジニアで構成され、これまで通りお客様に安心して仕事をお任せいただけますよう、各人が得意分野を持つスペシャリスト集団として高度な専門知識と豊富な経験にもとづいた技術的に裏づけのある提案を積極的に行なっていきます。
営業部では営業情報の共有を優先事項の一つに掲げております。業務の進捗やお客様とのやり取りの最新情報を素早く事業部門と共有できる仕組みを作り、各部署と連携したお客様にタイムリーな提案ができる営業活動が可能になりました。
また、日々進化する規格やお客様の産業分野の情報を共有する一環として、外部講師による勉強会や各人の知識やノウハウを交換し合う機会も設けております。

独自の武器をもって「攻め」の提案を目指す

インラインシフターQAシリーズ」インラインシフターQAシリーズ当社はこれまで日清製粉グループの関連企業である製粉、ミックス粉、マヨネーズやクリームなどの高粘度の製品や総菜などの様々な製造設備の建設に携わってきました。それらの経験から食品製造現場のノウハウを蓄積し、HACCP、FSSC22000などのマネジメントシステムの活用や衛生管理、品質管理や工場の運用を理解した上で「お客様目線」で工場建設を提案できるという強みがあります。
具体的には、近年依頼が増えている弁当、惣菜などの食品工場、食品添加物工場を対象に「FPI(Food Plant Innovation)」と銘打った施策として、人や原材料の動線、清浄区・非清浄区・汚染区などのゾーニングの見直し、衛生管理がしやすい工場設計やエネルギーコストの見直しなど、革新的で工場運用を含めたトータルな提案を行っています。
また、当社は約40年に渡って製パン、製菓、製麺工場などのお客様に小麦粉の受入サイロと製造設備までの搬送・計量設備をバルクハンドリングシステムとして納入してきました。過去に施工したバルクハンドリングシステムは、老朽化によって異物の混入リスクが高くなります。当社は「SPP(Safety Promotion Project)」という施策を通じて、異物除去装置「インラインシフターQAシリーズ」の導入や設備のステンレス化の推進によって安全性、メンテナンス性を向上させる改善策を提案しております。
さらには近年「食の安心・安全」が消費者の高い関心を集めておりますが、原料から製造、流通までのサプライチェーン全体でトレーサビリティーが求められています。そのため流通業界、あるいは大手の食品メーカーに納入する中小の食品メーカーにも今後トレーサビリティーの要求が強くなっています。当社の食品工場建設の経験やグループの工場運営ノウハウに基づき、手作業の多い中小規模のラインでも作業者の使い勝手を配慮しながら確実にトレーサビリティーが確保できるようなシステムを提案し、食の「安心・安全」を求めるニーズに応えていきたいと思っています。

アライアンスの強化

マトコンIBCシステムマトコンIBCシステムこうした当社独自の特徴ある提案に加え、高い粉体技術を持つホソカワミクロン株式会社との業務提携や、粉粒体機器メーカーの英国マトコン社との販売店契約など、他社との積極的なアライアンスを推進することで、従来当社が得意としてきた分野だけでなく、新たな業務の拡充も図っていきます。なかでもマトコンIBCシステムを活用したプラントは、食品添加物、医薬品、電池材料や電子材料などの少量多品種、クロスコンタミネーションの防止が要求される分野に適した設備であり、当社の専用テスト設備をご利用いただけるよう積極的にお客様に呼びかけています。

今後は、食品だけでなく化粧品分野も・・・

主力の食品分野だけでなく、今後は「CIA(Cosmetic Innovation Approach)」と題した施策を打ちだして化粧品分野のお客様も積極的に開拓していきたいと考えています。化粧品の製造管理レベルは、医薬品と食品の中間に位置しており、そのどちらも実績のある当社にとって非常に魅力ある分野と考えております。当社は30年以上もシャンプー、リンス、ファンデーション工場などの建設を大手化粧品メーカー様に納入してきた実績があり、着実にノウハウを蓄積してきました。当社の培ってきた技術力はまだまだ多くの需要があると見込んでおり意欲的にアプローチを仕掛けていく予定です。

お客様との関係をより深化させるために

お客様とのリレーションシップを今まで以上に深めることも課題のひとつです。具体的な取り組みとしては、FOOMA JAPAN(国際食品工業展)、国際粉体工業展などの出展に加え、2011年から始めましたエグゼクティブセミナー「P&Pカンファレンス」の運営などに力を入れていきます。お客様との接点を多く持ち、課題を共有して真剣に向き合うことで、真のニーズに対応して行きます。
技術力の高さでは業界トップレベルを自負する当社ですが、長年積み上げてきたこうした貴重な財産をいかにお客様に伝え、新たなニーズに応えていくかはこれからの大きな課題であり、そのための具体策を次々に繰り出していくことが我々営業部の使命だと思っています。

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