NEPTIS-27を開催いたしました。

2018/01/18ニュースリリース

NEPTIS(Nisshin Engineering Particle Technology International Seminar)は日本の粉体工学の発展を目的として1992年度より毎年度開催され、国内外の研究者が非公開の場で議論し、研究者同士の親交を深めることに注力してきましたが、第22回よりその趣を変えて、企業人に役立つ公開セミナーとして開催しております。

通算27回目となる今年度は2018年12月17日(月)にフクラシア丸の内オアゾにて、国内外の大学・研究機関から7名の研究者をお招きして開催いたしました。今回は「粉体技術の次世代電池における役割」をテーマに、次世代電池に関する基礎から応用まで、最新の研究成果についての講演があり、活発な質疑応答が行われました。
講演者と演題およびアドバイザとしてお迎えした先生方は以下の通りです。

講演者・演題

講演者・演題

金村聖志 教授:オーガナイザ (首都大学東京)
「酸化物固体電解質および正極活物質粉体を用いた全固体電池の作製」

駒場慎一 教授(東京理科大学)
「リチウムイオン電池の大容量化と電極粉体用バインダー技術」

井上元 准教授 (九州大学)
「数値計算技術を用いた多孔電極構造の理解と最適化に関する取組み」

高田和典 エネルギー・環境材料研究拠点長(物質・材料研究機構)
「イオン伝導体界面における特異な輸送特性と全固体電池性能」

辰巳砂昌弘 教授 (大阪府立大学)
「全固体リチウム二次電池の構築に向けたアモルファス系電解質・電極材料の開発」

Yang-Kook Sun 教授 (Hanyang University/韓国)
「High-Energy Ni-Rich Cathodes via Compositional Partitioning for Next-Generation Electric Vehicles」

綿野哲 教授 (大阪府立大学)
「乾式複合化による次世代型全固体リチウムイオン電池の設計とその評価」

アドバイザ

  • 増田弘昭 名誉教授(京都大学)
  • 辻裕 名誉教授(大阪大学)
  • 東谷公 名誉教授(京都大学)
  • 齋藤文良 名誉教授(東北大学)
  • 奥山喜久夫 名誉教授(広島大学)
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