NEPTIS-26を開催いたしました。
NEPTIS(Nisshin Engineering Particle Technology International Seminar)は日本の粉体工学の発展を目的として1992年度より毎年度開催され、国内外の研究者が非公開の場で議論し、研究者同士の親交を深めることに注力してきましたが、第22回よりその趣を変えて、企業人に役立つ公開セミナーとして開催しております。
通算26回目となる今年度は2018年1月26日(金)にフクラシア東京ステーションにて、国内外の大学・研究機関から7名の研究者をお招きして開催いたしました。
今回は「バイオ分野における粉体技術の基礎と応用」をテーマに、主に医薬品、食品分野における粉体技術について、基礎的研究から応用技術まで最新の研究成果についての講演があり、活発な質疑応答が行われました。
講演者と演題およびアドバイザとしてお迎えした先生方は以下の通りです。
講演者・演題
野村俊之 准教授:オーガナイザ (大阪府立大学)
「粒子-細胞間に働く相互作用力の評価とその利用」
川上亘作 グループリーダー (物質・材料研究機構)
「新しい形成メカニズムに基づいた薬物粒子デザイン」
田原耕平 准教授 (岐阜薬科大学)
「生体適合性微粒子を用いた非侵襲的・局所DDS製剤の開発」
Jia-You Fang 教授 (Chang Gung University/台湾)
「Cutaneous delivery of nanoparticles for therapeutic and cosmetic applications」
武居昌宏 教授 (千葉大学)
「電気インピーダンス・スペクトロスコピー・トモグラフィー法とスラリー混合プロセス計測への応用」
中川究也 准教授 (京都大学)
「タンパク質凝集体の疎水性度と関わるプロセス技術」
門田和紀 講師 (大阪薬科大学)
「食品添加剤を粉砕助剤としたメカノケミカル技術による難水溶性食品成分の溶解性改善」
アドバイザ
- 増田弘昭 名誉教授(京都大学)
- 辻裕 名誉教授(大阪大学)
- 東谷公 名誉教授(京都大学)
- 齋藤文良 名誉教授(東北大学)
- 奥山喜久夫 名誉教授(広島大学)
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