NEPTIS-26を開催いたしました。
NEPTIS(Nisshin Engineering Particle Technology International Seminar)は日本の粉体工学の発展を目的として1992年度より毎年度開催され、国内外の研究者が非公開の場で議論し、研究者同士の親交を深めることに注力してきましたが、第22回よりその趣を変えて、企業人に役立つ公開セミナーとして開催することにいたしております。
今年度は2016年12月16日(金)にベルサール八重洲にて、国内外の大学から6名の講演者をお招きして開催いたしました。
今回は「分散状態の粉体ハンドリングの基礎から応用まで」と題して、粒子濃度の濃淡や気体中・液体中など、幅広い状態での分散した粒子の操作に着目し、微粒子合成、挙動、実験手法、シミュレーションなど、基礎研究から工業的な応用技術までの多彩で貴重な講演と活発な質疑応答が行われました。
講演者と演題およびアドバイザとしてお迎えした先生方は以下の通りです。
講演者・演題
福井国博 教授:オーガナイザ (広島大学)
「資源循環、エネルギープラントへの分級技術の応用」
田之上健一郎 准教授 (山口大学)
「バイオマスの熱分解における不均一反応および熱伝導のモデリング」
桑木賢也 教授 (岡山理科大学)
「流動化現象に対する次元解析と焼却炉内の放射性物質挙動の数値解析」
Heekyu Choi 准教授 (Changwon National University/韓国)
「Powder Morphology Behavior and Computer Simulation of Ball Movement on Nano Composite Fabrication during Milling Process by Various Media Mills」
佐野紀彰 准教授 (京都大学)
「誘電泳動を利用した微粒子分離法の開発」
山村方人 教授 (九州工業大学)
「微粒子分散ウェット塗布プロセスにおける乾燥欠陥」
アドバイザ
- 増田弘昭 名誉教授(京都大学)
- 辻裕 名誉教授(大阪大学)
- 東谷公 名誉教授(京都大学)
- 齋藤文良 名誉教授(東北大学)
- 奥山喜久夫 名誉教授(広島大学)
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