~ENGINEERING STYLE~ 女性エンジニア 座談会

02.INTERVIEW 女性エンジニア座談会 ENGINEERING STYLE@WOMAN 私たちの日々と、ちょっと先の話、そして未来について話しましょう

Q.仕事の難しさや面白さは、どこで感じますか?

●●● 社内でも現場でも、大事なのはコミュニケーション ●●●

─ 長山
営業部だけでなく、プラント部員が設計・施工管理業務の中で、お客様とのコミュニケーションからリピートオーダーをいただくこともありますね。私が担当した惣菜関係のお客様も、別のお客様からの口コミつながりでした。同業者の集まる場で当社の良さをお話しいただいたそうで。そう考えると、施工管理業務に携わることで、自然と営業的なマインドが培われていくかもしれませんね。
─ 中島
私は学生時代から人に説明したり、話したりすることへの苦手意識を持っていたし、営業職は巧みなトークで受注を取るというイメージがあったので、営業部へ異動になった時は驚きました。でも、たとえ口下手でも、お客様に説明すべきことをきちんと伝えることが大事。たとえばプレゼンの時、理解を促すための資料を用意したり、精いっぱいわかりやすく説明する努力をすれば、こちらの想いが相手に届く気がします。そのためには、お客様のやりたいことや事業課題を引き出し理解しなくてはなりませんが、そういうコミュニケーションは苦手ではない自分に気づかされました。いろいろな仕事に挑戦することで自分では気づかなかった一面が発見できるし、成長にもつながると思います。

女性エンジニア 座談会

─ 長山
今のプロジェクトは途中から参加したのですが、何かあるとお客様はまず以前から現場にいた後輩に相談するので、まだ頼りにされていない、信頼関係が作れていないと感じました。でもそこで取り繕わずに、わからないことはわからないと謙虚に教えてもらうことで、お客様とコミュニケーションを図っていくことにしました。これは女性だからというよりも若手社員ならではの特権だと思います。そうして信頼を勝ち取っていくしかない。

女性エンジニア 座談会

─ 竹田
現場は男性が多いので、最初は生意気だと見られてしまうのではないかという不安がありました。でも年長の方に可愛がっていただくことも多く、どちらかというと女性だから得していることも結構ある気がします。
─ 長山
そうですね、男女差別というよりは、女性としての特性を活かせる場面もあります。たとえば、お客様に問題点を伝えたり、交渉が必要な時などは、女性の方がスムーズに話が進むということでお客様とのコミュニケーション役に選ばれることも少なくないですね。
─ 井田
お客様と親しくなると、お菓子を差し入れてくださることもありますよね(笑)
─ 竹田
私は入社半年だけ施工現場の仕事に携わりましたが、その後すぐ今の機器販売センターに異動になり、最初はとまどいました。でも、今の部署の人たちが快く迎え入れてくれて、戸惑っている私へ業務内容の説明やフォローをしてくれたので、モチベーションが上がり、自然と気持ちが切り替わったのを覚えています。

Q.キャリア形成について、どのように考えていますか?

●●● 経験にあわせて目線もあがり、仕事は楽しい、チャレンジしたい ●●●

─ 中島
当社は現場で経験を積み、業務を遂行するために必要となる施工管理技士などの資格を取得させていくという流れになっています。現場で磨かれるスキルは多いので、現場仕事を理解していないと、営業職は難しいかなと思います。課題解決のためには現場を知るエンジニアをどんどん育てていく環境づくりも必要でしょうね。
─ 長山
私は粉体ハンドリングや液体プラントに関わる業務もいずれは挑戦してみたいです。技術力や知識を身に付けることで、異動先でも自分の居場所を作っていけると思うし。
─ 竹田
私も今後の目標や将来的な要望は、1年に2回ある「コミュニケーションシート」で積極的に出して上司に伝えています。

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─ 中島
最近ではお客様の経営状況なども意識して動く仕事になったことで、マネジメントなど経営寄りの仕事も面白いかなと思い始めました。責任が大きい分、やりがいもありそう。ただし、それだけのヒューマンスキルを私が身に付けられるかというと、それは疑問ですが(笑)。
─ 長山
そろそろ自分のキャリアにおける過渡期に差し掛かると感じていますが、さらに進むにはマネジメント的な考え方を養う必要があると思っています。今の上司は、社内を効率的に動かす一方で、お客様も味方につけられるような方で、たとえば私が手一杯になっていると、さりげなく別の人に仕事を振ってくれます。これは座学で学べるものではないので、業務を通じて俯瞰的な視点を身に付けていきたいです。

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─ 井田
私は上司に恵まれていて、挑戦したいと思ったことは任せてくれるのですが、どうやりたいのか思い浮かばないこともあります。そんな時は周りの人に助けを求めて何とかやっていますので、まだマネジメントというよりは前の段階です。でも、当社の仕事は部署によって全く違うため、他のチームに移り幅広い知識を身に付けたいと上司に相談したことがありましたが、私のスキルを考慮した上で、「今はこちらの業務に取り組んだ方が良い」というアドバイスをいただきました。そういうこともはっきり言っていただけるのはありがたいです。

●●● 女性としてのライフプランはみな、それぞれ ●●●

─ 井田
今は仕事が楽しいので、まだ結婚や出産のことは考えていませんでした。
─ 竹田
私もキャリアアップして出世するといった希望は特に持っていなくて、結婚も出産もそのうちと漠然と考えている感じです。
─ 中島
私は既婚ですが、当社は転勤する拠点も少ないので結婚して働くことに問題は少ないと思います。ただ子供ができて産休取得後、復帰してすぐ現場に行けるかというと微妙ですね。でも当社は現場に出なくてもやるべき仕事はあるので、変わっていくライフスタイルの中で、自分に何ができるかを見つけていきたいです。

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─ 長山
子供と仕事、どちらかを優先するとなったら、子供を選ぶ気がするけど、仕事にも責任を持ちたいし・・・、難しいですね。お客様に迷惑かけたくないので、産休・育休制度はあっても不安はありますね。
─ 井田
私たちの仕事は納期があるので、急に仕事を中断するのは難しいでしょうね。長期間の現場であれば、誰かに引継ぎする時間も作れるので可能かもしれませんが、短いスパンの案件だと自分だけしか全体を把握しきれていないことも多く、急に子供の体調が悪くなった時などのことも考えておかないとだめかなと思います。
─ 中島
そういえば、女性社員同士でも出産後どうするかといった話はしませんね。私は楽観的なので何とかなると思っていますが、引継ぎさえスムーズにできれば、部署の異動で行われていることと一緒のように感じます。実際、産休中の先輩もいるし、育休だからといって特殊な事項が発生するわけではないのかなとは思っています。

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─ 仮屋崎
家で子育てするだけで終わるのはもったいないという気持ちはあります。いつまでも社会とのつながりの中で揉まれて、仕事を通して嬉しい時や悔しい場面にも出会いながら、家庭も充実させられたらいいなと思っています。大変だとは思いますが、仕事も子育ても両立したいです。
─ 中島
そうですね、これからは私たち自身がロールモデルになっていければいいですね。