中途入社社員インタビュー

深い知見を持つベテランがいて、挑戦する機会が常にある。
エンジニアとして成長できる環境が整っています。

プラント第一部 長戸育夫

未知の世界で新しい事を学びたい

入社する前は、乳業メーカーで16年勤めていて、設備のライン設計を中心に行っていました。転職を考えた理由は、「未知の世界で新しい事を学びたい」という好奇心と、「自分の力が外でも役に立つのか確かめたい」という想いがあったからです。転職前に私が担当していたのはアイスクリームの充填や包装などに関する設備だったのですが、製品の中身を作る設備をやってみたい気持ちがありました。さらに、日清エンジニアリングが得意とする粉体を扱う設備に関わった経験もなかったので、挑戦したいと思いました。
入社の最終的な決め手になったのは、役員との面談です。私が設計思想や設備に関する質問をすると、豊富な知識を駆使して的確で具体的な内容を返されたことに驚きました。さらに、役員が投げかける質問の全てが、粉体や生産設備設計の経験がない私が活躍できる場面をイメージされた上でなされているものだと感じました。そういう人達がいる会社で仕事をしたいと思いました。

粉体特有の知識を吸収しながら奮闘する日々

“粉体特有の知識を吸収しながら奮闘する日々

現在は食品プロセスチームに所属していて、生産設備の設計を担当しています。飲料粉末を生産する工場の新築プロジェクトなので、念願かなって「粉まみれ」の毎日です(笑)。しかし、まだまだ粉体設備における経験が浅く、手探りで情報を収集しながら設計しています。液体や固体に近い「アイスクリーム」と、「粉」では考えなければならないポイントはまるで違います。例えばタンクの容量を決める時です。液体と違って粉を投入すると山型になるため、タンク内に無駄な空間が生じます。だから、タンクがどのくらい粉を貯槽できるのかを正確に測れないと考えていたのですが、それはちゃんと計算で分かります。この業界では基礎的なレベルの話なのですが、そういう知識を一つ一つ学んでいくことが面白く感じています。

若手社員でもまずは自分で考える。この会社にはいい循環がある

日清エンジニアリングで働き始めてまず印象的だった事は、メンバーに仕事を「頼める」という点です。この会社では、入社間もない若手社員であっても、仕事を頼まれると自分で考えて何かしらの成果物を持ってきてくれます。おそらく先輩社員など周りの人間が当たり前にやっているからではないでしょうか。先輩や上司の働く姿勢を見て、真似て、自分もできるようになる。その良い循環が社内にあるので、上司も部下に仕事を任せることができています。こうした信頼関係ができているのは、会社の武器だと思っています。

工場が完成して現場を去る時は名残惜しい

工場が完成して現場を去る時は名残惜しい

我々の仕事は、「物を作る」というお客様の目的を達成させる事です。ですから、導入した設備が実際に稼働した時に初めて達成感を味わえるのだと思います。工場が完成して現場を去る時は名残惜しいですし、お客様に「ありがとうございました」と心から言っていただけた時はやりがいを感じます。また、新しい知識を習得したり、未経験の業務ができるようになったり、そういったプロセス自体も私にとってのやりがいです。私には機械が好きなので、どういう理屈で動いているのか、因果関係や原理原則を考えて、調整する作業は本当に面白いです。

エンジニアとして成長できる環境が整っている会社

日清エンジニアリングは、専門的な資料は豊富ですし、ナレッジを共有するシステムもあり、知見を有するベテランも多い会社です。挑戦の機会も多いので、エンジニアとして成長できる環境が整っています。機械に興味がある方なら、誰でも日清エンジニアリングでの仕事にやりがいを感じると思います。特に、理屈を考えながらトライアンドエラーを繰り返す作業が好きな方は、とても働きやすい環境だと思います。