ニュースリリース

NEPTIS-23(Nisshin Engineering Particle Technology International Seminar)開催のご案内

NEPTISは日本の粉体工学の発展を目的として1992年度より毎年度開催され、国内外の研究者が非公開の場で議論し、研究者同士の親交を深めることに注力してきました。前回よりその趣を新たにし、企業人に役立つ公開セミナーとして開催することにいたしました。
今回は「表面特性の解析と粉体ハンドリングへの応用」を主題として、粉体ハンドリングを円滑に行うために重要な表面特性、すなわち、付着、流動、静電気を取り上げ、新しい特性評価法や解析法に加えて、今後の粉体ハンドリングに応用可能な技術を先生方に講演していただきます。
ご参加いただく関係各企業の技術に携われる幹部・リーダーの皆様にヒントをご提供すると共に、質疑応答や活発な意見交換等によって、何かしらお役に立てる場とする所存でございます。

◆開催日時
平成26年12月19日(金) 10:00~20:00
◆会場
ステーションコンファレンス東京 6階 602BCD会議室
東京都千代田区丸の内1-7-12 電話(代表)03-6888-8080
◆プログラム
10:00~10:15
主催者挨拶
日清エンジニアリング株式会社 取締役社長 山田幸良
10:15~11:15
「付着、流動、静電気の特性評価と粉体ハンドリングへの応用」
京都大学・教授 松坂修二(オーガナイザ)
乾式粉体操作では、粒子の表面特性として付着、流動、静電気が非常に重要である。粉体プロセスを高精度で制御するには、各特性を平均値あるいは代表値で評価するだけでは不十分であり、分布やプロファイルの知見が必要である。特性評価の解析手法と粉体ハンドリング技術は表裏の関係にあり、微粒子に適用可能な新技術を紹介する。
11:15~12:00
「粉体の帯電メカニズムと静電気放電」
創価大学・教授 松山達
摩擦・接触帯電で電荷が蓄積すると、空気中で放電が起こる。したがって、空気中での粉体の帯電量は、この放電限界で上限が決まる。1個粒子の衝突帯電実験では、1回の衝突でも放電限界によって粒子帯電量が決まることが示されている。本講演では、この帯電量決定モデルによる粉体帯電量を予測し、これに基づいて、粉体の静電気付着性についても議論する。
12:00~13:00
~昼食~
13:00~13:45
「Granular Surface Interaction on Electrostatics for Powder Handling」
Xiamen University・准教授 Jun Yao
In powder processing systems, electrostatic problems are commonly observed for granules. However, complete understanding about the functional dependence of electrostatic charge generation by granular surface interaction and transfer on the particles has yet to be established. This observation has motivated the present study where novel methods are proposed to examine general effects on electrostatics.
13:45~14:30
「Electromechanical characteristics of charged particles: electrostatic adhesion and field-induced movement」
Chulalongkorn University・教授 Boonchai Techaumnat
The electromechanical characteristics of charged particles are important in various electrostatic applications. In the presentation, I will discuss both conducting and dielectric particles. Induced charges are explained for spherical and non-spherical conducting particles. Interaction between the charges and electric field yields electrostatic force and/or torque. For charged dielectric particles, the focus is on the electrostatic adhesion and on how the force varies under an external electric field.
14:30~15:15
「AFMによる液相中の微粒子表面間相互作用の解析と疎水性表面の付着力」
岡山大学・准教授 石田尚之
水溶液中での粉体微粒子の分散・凝集や壁面への付着などの諸現象を支配する表面間相互作用力の詳細な理解は、微粒子挙動の評価・制御において非常に重要である。本講演では、原子間力顕微鏡(AFM)を用いた液相中での表面間相互作用の直接測定法について述べるとともに、疎水性表面間の相互作用を解析した実例を紹介する。
15:15~15:30
~コーヒーブレイク~
15:30~16:15
「バイオコロイド(生きた微生物)の界面現象の解析とその利用」
大阪府立大学・准教授 野村俊之
近年、高分子、液晶、生体膜などの柔らかい材料(ソフトマター)は、社会や産業に役立つイノベーション技術の創出に繋がる材料として注目されている。本講演では、生きた微生物(バイオコロイド)の表面性状(帯電性、疎水性)の評価法とDLVO理論と熱力学に基づいた界面現象(付着、凝集、取込)の解析、およびその利用例を紹介する。
16:15~17:00
「難流動性粒子の流動性評価に向けた新規装置の開発と粒子添加による圧密流動性の向上効果」
岡山大学・助教 吉田幹生
微小粒子は比表面積が大きいという利点により、反応性や溶解性が著しく増加する。しかし、粒子径が小さくなるほど流動性が低下し、プロセス操作においてトラブルが生じる。このトラブルを予測・防止するためには、微小粒子の流動性の把握、ならびに、流動性を向上させる手法の開発が重要である。本講演では、難流動性粒子にも適用可能な新規流動性評価装置と粒子添加による圧密流動性の向上効果を紹介する。
17:00~17:45
「超音波振動によるプラグ空気輸送の動力低減および壁面付着粉体の剥離」
日本大学・助教 河府賢治
超音波振動をプラグ空気輸送ラインに適用することによって、管表面にたわみ振動を発生させ、壁面と粒子群との接触を減少させると輸送動力を低減できる。また、粒子速度が遅いときほどこの効果は大きく、閉塞防止に有効である。さらに、壁面への付着粉体の剥離除去が期待できる。本講演では、超音波振動による各種効果を紹介する。
18:00~20:00
懇親会(ステーションコンファレンス東京 605BC)

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